ペーパームーン 緑地公園
ペーパームーンは豊中市の住宅街にひっそりとあるカフェ・ダイニングバー。ひとたび店内に入れば「日本じゃない」といった雰囲気でいっぱい。犬OKのレストランを紹介しておいて申し訳ないのだけど、犬を連れて行かない方が本格的に楽しめる。
看板メニューは海の幸のパエリア。注文が入ってから焼き上げてくれるので30分ほど待つことになるけれど、居心地のいい店内ではあっという間に感じられる。
わたしたちは、はっしーの誕生日ということもあって記念日コースを予約してでかけた。犬4匹と大人7人、子供2人だから大所帯でのイベントね。4匹の犬のうち2匹がワンワンと吠えるので車でお留守番となってしまう。もちろん、うちのわんこはお留守番組。
まずはワインで乾杯。犬と子供を連れて行っててなんだけど、ほんとうに大人の店だと思う。なんていうか、ヨーロッパのバルといった感じ。ヨーロッパでは犬OKのレストランはざらにあるという。ペーパームーンのオーナーシェフがフランスで暮らしていたこともあって、犬がOKなのかもしれない。
フランスは愛犬大国といわれていて、賃貸住宅でもあたりまえに犬が飼える。コンビニでも連れて入ってOK。ペットというより友達感覚なのだ。日本はまだまだ犬にやさしくない方だろう。犬をどう扱うでその国の文化レベルは決まるといえる。
さてと、オードブルは洋ナシと生ハム。ワインがどんどん進むのは、料理がおいしいせいで、わたしたちが酒飲みだからじゃない。更年期障害世代が女子会と称して、この年、何度飲み会を開いただろう。
スープがおいしい店
犬の散歩で出会った「犬とも」とこんなに打ち解けられるなんて思わなかったけれど、きっとそれは散歩のコースにあるといえる。だいたい近所の大きな公園を目指して散歩に出るわたしたちだけど、それは犬の散歩というより、どちらかというとたむろしているといった感じ。ようするにおしゃべりの時間となっているので365日毎日しゃべっていたら、いつの間にか気のおけない友達になっていたということなのだ。
とはいえ、この日はこうやってワインで乾杯したり、一緒に過ごしたりするのをすごく日常の当たり前のことだと思い込んでいた。人間っていつも「今」がずっと続くように感じてしまうものだなあ。わたしたちは別れてしまったわけではないけれど、だんだんと更年期女子会をすることがなくなっていった。
理由はさまざま。ご主人の転勤、子供さんの受験、再就職、それぞれの事情で、ここ1年はたったの1度しか集まれなかった。それにしても冬はスープが殊更においしく感じる。体を温めるにはやっぱりおなかの中からということね。
ローストビーフのつけあわせ
記念日コースということだけど、子供たちには別皿が用意されていた。うれしい配慮で子供たちもハンバーグをおいしそうに頬張っていた。大人たちはあたたかいローストビーフにワインを追加注文。
お誕生会をするために特別にさがした店だったけど、ほんとうにペーパームーンにして良かった。お祝いの料理にみんなが大満足だったし子供たちも楽しんでくれた。そうそう車で留守番させられた2匹の犬をのぞいては。
ペーパームーン情報
大阪府豊中市寺内1-5-7メゾン緑地1F
06-6867-5292
http://www.cafe-papermoon.com/
毎週 水曜日 & 第3火曜日
北大阪急行緑地公園駅
から西へ徒歩5分
ペーパームーンの口コミ
緑地公園近くの住宅街にあるカフェダイニング。カフェというより、しっかりご飯を食べに行くことが多いです。カウンタと、テーブル席が2〜3ある小さめの店舗。照明とかマティスのポスターとか、こだわりを見せながらも統一感のある落ち着いたインテリアで、お洒落な雰囲気です。
メニューはフレンチ、イタリアン、スペイン料理のミックスといった感じ。ピザやパエリアも美味しいし、肉料理魚料理もいい。こちらは圧倒的にランチの方がお得だと思います。
めちゃ満足!
引用元:https://tabelog.com/osaka/A2706/A270601/27010762/dtlrvwlst/B115939879/?lid=unpickup_review