大阪長居公園の北出口の前にある「オッターテイル」は、町中のドッグカフェ。気軽に入れて気さくに楽しめる感じのいいお店です。初めて行ったのに初めてじゃないみたいな、なんだか懐かしい店なのです。
大阪長居公園の北出口の前にある「オッターテイル」は、町中のドッグカフェ。気軽に入れて気さくに楽しめる感じのいいお店です。初めて行ったのに初めてじゃないみたいな、なんだか懐かしい店なのです。
神戸市北区にある道の駅「フルーツフラワーパーク大沢」は神戸というより兵庫県三田市からのアクセスの方が近いので、大阪からでも渋滞なく行くことができるのがいいところです。ファーマーズマーケットが新しく新設され、道の駅となってからは立ち寄る人の流れが増えたように思います。
犬を我が家に迎えたら生涯を通じて気をつけないといけないことが誤飲です。誤飲とは「食べてはいけないもの」を犬が食べてしまうことをいいます。これまでペットを飼っていなかった家庭ではついうっかり犬に誤飲をさせてしまうことが多いのです。
犬は人間の赤ちゃんと同じように様々なものに興味を持ち口に入れます。そのため、犬が家に来た瞬間から変なものが落ちていないか、ゴミ箱が犬のいたずらにに合う場所におかれていないかを家族全員でチェックしましょう。
●アルコール
●ぶどう・干しぶどう(レーズン)
●チョコレート(カカオ・ココア)
●タマネギ
●らっきょう
●にんにく
●ニラ
●果物の種
●ガム(キシリトール)
これらの食品は特に危険です。成分によって中毒症状を起こすものもあります。また腎臓や肝臓にも大きなダメージを受けますので決して犬が食べないように注意する必要があります。
●人間の薬
●サランラップ(おにぎりなどを包んでいる場合)
●洗剤・薬品
●クギ・ネジ
●小さなおもちゃ
●ボール
●イヤホン
●焼き鳥の串
●タバコ
●保冷剤
どこの家にでも置いてあるようなものの中にも、犬が誤飲してしまうものがたくさんあります。犬が家に来たら犬の口の届かないところへしまうことを習慣化させましょう。ペットサークルから出して飼う場合は特に気をつけてください。子犬のうちはとにかく目を離さないことが重要です。
すぐにかかりつけの獣医さんに電話連絡し診察を受けるようにしてください。食べたもの、大きさ、詰まっているかなどで判断され、吐き出させるか、胃切開または内視鏡で取り出すかの処置を受けます。
犬に吐かせるために塩水を飲ませるという方法がありますが、塩水よりもオキシドールの方がまだ安全でいいでしょう。水で3倍に薄めたものを口から流し入れます。
ただし吐き出させることで、かえって症状が悪くなってしまう場合もあります。判断がつかないような時には24時間365日電話でペットの相談に乗ってくれるようなサービスを使うのも方法です。
また下記サイトは夜間受付をしてくれる動物病院の情報です。あらかじめお住いの近くの夜間病院をメモしておくといいでしょう。
問題は異物をのどに詰まらせている場合です。呼吸困難となっていれば獣医さんに行く前に飼い主が処置をしなくては間に合いません。大きく口をこじ開け、舌を引き出して指が届きそうなら取り除きます。ピンセットがあればより取り出しやすいでしょう。小型犬なら、後ろ脚を持ち上げてさかさまにし、背中を叩いてみるのもひとつの方法です。
犬の誤飲は人間がちょっと目を離した隙に起こります。そして最も起こりやすい時期が12月です。大そうじで散らかっていたり、家の中に食べ物が多くあったりすることで起こっているようです。
来客時、ちょっとした油断をしていて犬がお客さんのバッグの中にある鎮痛剤を食べてしまったというケースがあります。来客時には犬がお客さんの持ち物に近づけないような工夫が必要です。
また食事中にお客さんのお皿から焼き鳥の串をあっという間に持って行って飲み込んでしまったというケースも。幸いにも近くの獣医さんで内視鏡手術をすぐに受けられましたが、焼き鳥の串を飲んで内臓を突き破ることもあるそうです。
家族に子供がいる場合も要注意です。食べ残したチョコレートをテーブルの上に置きっぱなしにして犬が食べてしまいました。すぐに病院で吐き出させる処置をしてもらいましたが、テオブロミン中毒になれば痙攣などを起こして死亡します。
子供がお母さんのバッグに近所の人にいただいたレーズンパンを入れていて、お母さんが気づかないうちに犬が食べてしまうということもあります。
公園で小型犬のボールが大型犬のところへ転がっていき、大型犬が食べてしまうことはよくあるようです。どちらの飼い主さんも気をつける必要があるでしょう。多くの場合、獣医さんで吐き出す処置をしてもらうことになりますが、医療費についてはどちらが負担するのか微妙な問題になります。
買い物から帰ってきてスーパーの袋を下においてトイレへということはよくあることです。トイレから戻って来た時には犬が袋を荒らしているかも知れません。運転中の誤飲もよく発生しています。食品はファスナーのついた袋などに入れるようにしましょう。
うちの犬はこれまでいろいろなものを誤飲してきました。と簡単に言っていますが本当に飼い主失格だと感じています。子犬の頃はソファの下にもぐりこんでソファの裏についているネジを飲み込みました。この時は飲んだところを見ていなかったので、病院でレントゲンを撮ってもらったのですが、しっかりとネジ3本が写っていました。
幸いにもネジが1cmくらいでしたので、病院の先生にうんちと一緒にでてくるといわれ、その日からウンチをするたびにザルで洗い流して確認することにしました。しかしその前にすでに出ていたようです。
これはまさしく来客で起こったことです。お客さんのリュックのファスナーを空けてお客さんが病院から処方された鎮痛剤を飲んでしまったのです。薬が空になったシートを見た時には卒倒しそうでした。しかしながらお客さんの方も責任を感じてくれて病院まで駆けつけてくれました。(お客さんが責任を感じる必要はまったくない、悪いのはわたしです)
薬を飲んでから時間が経過していたこともあり、病院では大量に点滴を入れて一晩かけておしっこで出しましょうといってくれました。病院へ行ったときは瞳孔が開きかけていたそうで朝までもつか保障できないともいわれたのです。朝一番、こわごわと病院へ迎えに行くとケロッとした顔をしてくれていた時の喜びと言ったらありませんでした。
これは4人ほどで食事をしていた時です。わたしはテーブルから離れていたのですが、ひとりが少しだけ肉のついた串をお皿に置いたとたんうちの犬がイスに飛び乗って串をもって逃げました。「だめっ」そう言ったのと同時に串が真ん中から半分に折れながら飲み込まれるのを見てしまったのです。
すぐにかかりつけの獣医さんに電話したのですが、「内視鏡のある病院を探してください」と言われました。そしてネットで調べた病院に電話をすると「レントゲンで写らないものは内視鏡では手術できません」という回答です。あらためてかかりつけの獣医さんに電話すると「胃切開手術をしても今夜から休みに入って明日は誰もいないところで入院することになる」ということでした。
この時は気が動転して天から見放されたように感じたものです。だからといってぼやぼやしてられません。近所で手術のうまいと評判だった獣医さんに電話をしてみました。「なぜうちに?」と言われましたが「近所ですので、なんとかお願いします」と頼んだところ
「30分後に来てください」そういってもらえ地獄に仏を見つけるとはこのことかと胸をなでおろしたのです。
病院に着くと獣医さんは「胃切開にしますか内視鏡で取りますか」とおっしゃいました。内視鏡では串のとがった部分が食道などに突き刺さる恐れがあるということです。わたしはほんとうに判断がつきませんでしたので「先生の犬ならどっちにしますか」そう尋ねたのです。先生は迷わず「内視鏡で取る」と。
すぐに手術室に運ばれ麻酔がかけられました。先生は丁寧に丁寧に食道から胃の部分を探して、串を見つけると数ミリずつゆっくりと引き出し始めました。わずか10センチほどの食道を1時間かけて串をすべて取り出したのです。
もう二度とこんな思いはしたくないと思いました。先生には今でもほんとうに感謝しているのと、胃切開をせずに済んだのは先生の判断とこの子の運がよかったのだと思います。そしてこの日からこの子のかかりつけ獣医さんになってもらうことにしたのでした。
それから3年。
ようやく春らしくなってきたあの日、川遊びの好きなうちの子を連れてお気に入りの場所へ向かっていました。途中ベーカリーがあったのでそこで家族のお土産用にチョコレートバーの入ったクロワッサンと豚まん、ソーセージパンを買いました。わたしは運転していたので後席にすわっている母にパンの袋をわたしたのでした。
今から思えば、前科のある犬の飼い主として非常に甘かったなと感じています。川辺に着くと大喜びではしゃぎまわるうちの子。何度でもボールをほうっては川に落とす(犬が)遊びをしてたっぷりと運動させることができました。ちょっと太り気味ということもあって運動をさせたかったのもあったのです。
そして帰り道。途中の道の駅でトイレに立ち寄ったわたし、車の中には2人が犬とお留守番していてくれたので、ついうっかりしていました。犬はどうやらずっとすきをねらっていたようです。車に戻って走り始めたその途端、母が助手席の後部で隠れるようにパンを食べている犬を見つけました。すぐさま取り上げることができたのは、パンが入っていたビニール袋だけだったのです。
チョコレートのたっぷり入ったクロワッサン2つと豚まんソーセージパンは犬の胃袋に収まってしまいました。せっかくダイエットしているのに・・・と思った次の瞬間「食べたのはチョコレート!?」もうそこからはとにかく一刻も早く病院へ着かなくてはと車を飛ばしました。
獣医さんにどれくらい食べたのかを聞かれだいたいの量を伝えたら、獣医さんは「それは致死量です」と。すぐに吐かせるために注射をしてもらい10分ほどで吐いたのですがどう見ても食べた量の半分しか出していませんでした。獣医さんは夜中にけいれんなどを起こすとあぶないといわれて、肩をがっくり落として家へと帰ったのです。またやってしまった。
犬の飼い主としてこれほど恥ずかしい話はありませんが、どうか犬を飼っていらっしゃる方にはこんなことになってほしくないと思い、犬の誤飲についての投稿をしました。とくにこれから犬を飼い始める方に「こんなこともあるんだ」ということを知ってほしかったのです。
それから最後にちょっとだけ言い訳をしたいと思います。わたしが犬を飼うのは今の子で7匹目です。これまで飼ってきた犬に誤飲なんて1度もさせたことはありませんでした。うちの犬の誤飲は100%飼い主であるわたしのせいです。だけど、うちの子もちょっと狙いすぎているかなと思います。
所詮言い訳でしたね。どうかこの記事を読んで下さっているご家庭でうちのような誤飲事故が起こらないことをお祈りいたします。末永く健康で仲良くお過ごしください。