マダニ注意報!犬も飼い主さんも!!

マダニのついたネコに接触したことにより人間が死亡するという事件がありました。被害にあったのは西日本に住む女性。衰弱した野良猫を病院に連れて行こうとしてかみつかれ10日後に死亡したのです。

女性にはマダニにかまれた形跡がなかったことから、SFTSに(マダニが媒介する感染症)感染したネコから女性は感染したとみられています。

 

マダニとはどんな虫?

 

マダニとは蚊と同じように動物の血を食料とする虫です。蚊とちがうのはくさむらや山の中でずっと動物が近づくのを待っていて、動物が来た瞬間に足にしがみついたり、木から落ちてきたりしてくっつくことです。動物というのは当然、人間も含まれています。

 

そして居心地のいい場所を見つけると、口を差し込んでセメントを流し込みしっかりと寄生するのです。それから1~2週間、たっぷりと血を吸ったのち、セメントを溶かす物質を出して離れていきます。

 

マダニは血を吸うことで体が何倍にも膨らみ、ある日犬の頭などに黒いつぶのようなものがあるので見てみるとマダニであったということがわかるのです。血を吸うまでは2mm以下の大きさですので、なかなか気づきません。

 

 

上の写真が血を吸った後のマダニで5mmくらいの大きさになっています。マダニは人間や犬にとって危険な病原菌を持っているので山やくさむらに入る場合には必要以上に注意しなくてはなりません。

 

<ダニが媒介する感染症>

●日本紅斑熱

●Q熱

●ライム病

●回帰熱

●ダニ媒介性脳炎

●SFTS(重症熱性血小板減少症候群)

 

とくにSFTSはこれまで報告されただけでも96人が感染して30人が死亡しています。2014年には厚生労働大臣が「草木の多い所に入る時は、肌をなるべく出さないように」と注意を呼びかけたのでした。

 

 

マダニにかまれていたときは

 

マダニに寄生されているのを発見したときに絶対してはいけない事は自分で取り除こうとしないことです。無理に取り除くとマダニの頭部だけが体内に残ってしまったり、感染のリスクが高まったりします。必ず皮膚科を受診してください。

 

犬の場合、獣医の受診ができないときは、マダニにワセリンかアルコール、酢または虫よけスプレーをつけて、マダニが勝手に抜けるのを待つようにしましょう。

 

ワセリンはマダニの呼吸を止めるために使用します。マダニをすっぽりと覆うように塗りつけてください。ワセリンがない場合にはハンドクリームなども同じ効果があるかも知れませんね。

 

マダニを予防する

 

マダニの恐怖はわたしたちのすぐそばにあるだけに、無視することはできません。犬から人へ、人から犬へ、その両方を予防する必要があります。マダニを予防する方法を見ていきましょう。

 

虫よけスプレーを

虫よけスプレーには殺虫剤が入っているので、犬の体にはよくありません。ましてや霧状で吸い込むことは避けてあげたいですね。天然の虫よけを散歩前に吹きつけておくことでマダニが体についてもすぐに離れていくでしょう。また犬の寝る場所やお気に入りのクッションマット、ソファなどにもあらかじめ虫よけスプレーをしておいてください。

天然の虫よけには「ニーム」というインドの天然の成分が使われているものや、ハーブやユーカリオイルの入ったアロマの香りがするものもあります。

 

 

     

 

散歩のあとのチェック

 

マダニは2mmととても小さいけれど肉眼で見つけることができます。お散歩から帰ってきたら犬の足元などにマダニがついていないかチェック、まだかみついていなければティッシュなどで取りのぞいてください。

ブラッシングをしたり、タオルで拭き取るのも予防効果が高いです。くさむらや茂みに入った時は特に念入りにチェックすることをおすすめします。

 

ダニ駆除薬の定期的使用

 

獣医さんで購入できるフロントラインは動物用医薬品として強力にマダニを駆除してくれます。首の後ろに薬液をたらすだけで、自然と薬効が全身にいきわたりますのでとても簡単です。

 

 

マダニ注意報!犬も飼い主さんも!!まとめ

 

以前、テレビで都会にどれくらいのダニがいるかの調査をしていました。シーツを垣根や木の幹などに広い範囲でつけてみて採取していくものです。公園の入り口、芝生の公園、川の土手などいくらでもダニは見つかったのです。

 

いつ犬の足元から這い上がってきてもおかしくないと感じました。うちの犬も一度山へバーベキューへ行ったときにマダニに寄生されました。バーベキューに出かけてから3日ほどたったころ耳の横にあずき大のダニがしっかりと食い込んでいたのです。

 

ダニは毛の間にかくれていて、よく触っていなければ見つけられなかったと思います。たまたま耳をなぜていて、手に不自然なものがあたったので気づいたのです。

 

それは慌てて獣医さんのもとへ連れていきました。獣医さんでもなかなか場所が見つけられなかったので、犬をおさえこんで探したものです。こわい思いをさせてしまったと反省しています。犬にとっても人にとっても危険なマダニです。犬がいつもより耳をかゆがったりしていたら耳の中を見てあげてください。早期発見が大事です。

 

 

こいぬすてっぷ

犬の去勢、避妊について、早くにした方がいいの?

犬の去勢、避妊のデメリット 避妊で防げる病気 ワクチンアレルギーなどについてここでは整理しています。

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犬の健康診断 病気を早くに見つけてあげる

犬にも健康診断が必要です。飼い主さんが早くに見つけてあげることで、病気が重たくならずに済めばいいですね。言葉を話せない犬だからこそ、飼い主は日頃から犬をよく観察することが何よりも大事です。

犬の健康診断 日頃からすること

1.食欲があるか・食べ方はいつもと同じか

ほとんどの犬は食べることが大好きで、「食欲があるのはあたりまえ」という飼い主さんは多いと思います。だから食欲がなかったら驚いてしまいます。 (さらに…)

わんちゃんのお散歩のマナー

ほとんどの犬が、毎日のお散歩を楽しみにしています。

ですが、お散歩中のトラブルはとても多いのです。

 

お散歩は運動となるだけでなく、

 

  • 犬のストレスを解消
  • 犬同士のコミュニケーション
  • 他人との社会性

のために、とても重要なイベントです。

 

マナーを知って、嫌な思いをしないようにしてください。

 

①フンの放置をしないこと

 

飼い犬がフンをしたら、必ず片づけること。

 

「そんな事、常識よ!」と思う方がほとんどだと思います。

ですが、どこの公園にも放置されたフンが転がっているのです。

 

地域の方に誤解をされないためにも、お散歩バッグに、フンを片づける袋などを入れて、持ち歩きましょう。

また、ペットボトルに水を入れたものを持参し、万一、他人の家の門柱等の不適切な場所で、排尿してしまった場合は、そのまま放置するのではなく、必ず、水で洗い流しましょう。

 

 

 

②リードをみじかく持つこと

 

犬は興味のあるものに、突然とびかかったりすることがあります。

リードをみじかく持つことで、犬を制御できる状態にします。

毒物などの拾い食いを防止することもできます。

 

他の犬に出会った時も、いきなりあいさつさせずに、慣れるまでは、様子を観察しましょう。

 

 

③他の犬におやつをあげない

 

犬の中には、アレルギーなどで、食事療養している子がいます。

また、体重管理に気をつかうことも、今ではあたりまえです。

みだりに、他の犬に食べ物を与えるのはやめた方が無難です。

 

 

 

わんこの熱中症にご用心!!

熱中症とは

 

犬が体温をさげることができなくなる状態で、多臓器機能障害が引き起こされ、気づいた時には死に至ることもあるこわい症状です。

 

真夏だけとは限りません。特に5月から10月に注意が必要ですが、あとは冬に暖房をつけている時など年間を通じて脱水症状にならないようにしたいです。

 

犬は、毛皮を着ているうえ、ほとんど口をハァハァすることでしか体温調節ができません。また少々、体調が悪くても、一生懸命飼い主さんについて行こうとすることから、人間の子供以上に気を付けてあげなければならないでしょう。

 

症状・対処

  • ぐったりしだしたら、まずは水分を与えて、涼しい場所で冷やしてあげましょう。
  • よだれやけいれんなどの症状がでたら一刻も早く獣医さんへ連れて行かなければなりません。
  • 連れて行く途中にも冷たいタオルなどで脇の下や首を冷やしてあげてください。

 

熱中症に特に気をつけなければならない場合

  • 子犬、老犬
  • 水分不足
  • 下痢や嘔吐をしている(すでに脱水状態と考えていいでしょう。)
  • 食欲がない(体内の水分は飲み水からだけでなく、食物からもゆっくりと吸収されます。)
  • 熱がある(体温調整が出来ていない。)
  • 激しい運動をした

 

三大危険場所

 

その1.車内

車内では、キャリーを利用されている方も多いと思います。キャリーの置き場所に陽が当たりっぱなしになっていないか、中に熱がこもりがちなので、風通りが良いかなど、十分観察することが必要です。

よく眠っているようでも、こまめに水をあげましょうね。

車内でのお留守番はできる限りしない方がいいです。
約10分で10℃も温度が上がることもあります。

また車内でのお留守番は熱中症以外でも、リードが首にからまったり、
なんらかの偶然でわんちゃんがロックを開けてしまい、外に出てしまうことも・・・。

 

その2.アスファルトの上

真夏のアスファルトは60℃くらいの温度があるといいます。

60℃とは、お湯にたとえると、手を入れて、「あつっ!」とすぐにお湯から手を出してしまう温度です。

そんなアスファルトの上では、どんどん体温が上昇し、あっという間にぐったりするわんちゃんも。

 

その3.おうちでのお留守番

最近では エアコンをつけっぱなしにして外出する飼い主さんがふえているように思いますがわんちゃんの適温は意外と低く15℃~20℃だということですから、飲み水がこぼれてしまったりしては大変危険です。

予備の飲み水の準備や、水を入れて凍らせたペットボトルをおいておくなど、万が一、
エアコンが故障しても大丈夫な工夫が必要です。

 

熱中症工夫の数々

  • エアコンで除湿する
  • サマーカットにしておく
  • ペット用イオン飲料をあたえる
  • ケージ内にクールマットを設置
  • 扇風機を利用して風通しをよくする
  • カーテンをしめて直射日光をさえぎる
  • 水を入れて凍らせたペットボトルにタオルを巻いておく

などなどが、ありました。

夏場、玄関のタイルの上で寝ている犬をよく見かけるのは、そこがいちばん涼しいからでしょうか。
ケージを涼しい場所に移動するのも一つの方法でしょうね。

 

どうか、わんちゃんだけでなく、飼い主さんも、熱中症にお気を付けください!

マズルトレーニングの効果、どういう意味があるのか

犬が我が家にやってきたら「しつけ」をはじめなくてはなりません。教えることもたくさんあります。おしっこの場所、無駄吠えをしないこと、「おいで」と呼んだら駆け寄ること、体をさわらせること。

そしてとても愛されていることを。

子犬のうちは無駄吠えも、反抗もしないものですが、自我が芽生えてくると警戒心などを持つようになります。その前にマズルトレーニングを取り入れることで、人にさわられることの抵抗を解いておきましょう。

 

 

マズルトレーニングとは

 

マズルトレーニングとは、もともと母犬が子犬のマズル(鼻口部)を噛んだり、押さえたりすることで静止させるなど服従させてきた行為です。この習性を人間が犬のトレーニングに取り入れ、しつけに応用したものがマズルトレーニングなのです。

マズルトレーニングの目的は、飼い主さんの命令(抑制)を犬に受け入らせることにあります。マズルをつかまれることは、じつは犬にとってとても嫌なことです。ですが犬を飼う以上、犬の嫌がることもしなくてはなりません。

 

●ハミガキ

●口の中のチェック

●はさまったものの除去

●ひろい食いした食べ物の除去

●耳そうじ

 

マズルを制止されることを受け入れる犬は、口の中をさわらさてくれますが、マズルトレーニングをしていない犬は、ひろい食いをした時にも、食べ物を取らせてくれません。そのため普段はよく言うことに従う犬でも、いざ、口元をさわろうとしたら威嚇したり、かみついたりしてしまうのです。

 

マズルトレーニングを日頃からしておくことで、口元をさわられることへの、恐怖心や警戒心を解いておくことが大事なのです。できるだけ犬が小さいうちから慣れさせる方がいいのですが、成犬になってからでも信頼関係を築くことはできます。

 

 

マズルトレーニングの注意点

 

マズルトレーニングを始める前犬にとって、あなたが母犬のように安心できる存在だということを感じさせてあげましょう。優しい声でほめて、信頼関係ができるまでは、決して強引なマズルトレーニングをしたりしてはいけません。

 

信頼関係がうすいままだと、マズルトレーニング自体に、恐怖を感じて、人にかみつく犬になる場合があります。嫌がるようなら無理じいせずに、耳のまわりや首まわりなどの気持ちいいと感じる場所をなぜながらほめてあげてください。

 

マズルトレーニングが大事なのではなくて、さわられるのを嫌がらないようにすることの方が大事なので、逆効果にならないようにしましょう。残念ながらマズルトレーニングをまったく受け入れない犬が多いです。そのためドッグトレーナーや飼い主さんの中にはマズルトレーニングは必要ないという方もいます。

 

マズルトレーニングは犬の口をさわられることへの警戒心をとくための練習ですので、難しく考えずにスキンシップの一環として取り入れましょう。

 

●嫌がったらすぐにやめる

●強引にするのは逆効果

●さわらせてくれたらほめる

 

 

 

マズルトレーニングの方法

 

1.まず犬がリラックスできるような体勢にします。

 

マズルトレーニング
マズルトレーニング

 

2.指で軽く犬の鼻をおさえます。 じっとできたらほめます。

 

マズルトレーニング
いやがっているところ

 

3.徐々に指の数をふやしていき、じっとできたらほめて、鼻全体をつかませるようになるまでトレーニングします。

 

マズルトレーニング
なんとなく受け入れるところ

 

あせらず!出来たらほめる!のくりかえし

犬が楽しくなるほどほめてあげましょう。

 

犬の社会は年功序列ではありません群れを守っていく習性を持つ動物は、より強いもの、賢いものがリーダーとなります。年老いたら犬はリーダーではなくなるのです。

 

ですから、犬は誰がリーダーなのかを常に観察しているといってもいいでしょう。この習性から、成犬になってからのトレーニングも大切で、あきらめることなく誰がリーダーなのかを示し続けなければなりません。

 

マズルトレーニングの効果、どういう意味があるのか

 

マズルトレーニングの効果は期待してはいけません。鼻先をつかんだからといって犬が人の言うことを素直に聞くとは限らないのです。とくに小型犬、超小型犬は「飼い主より自分の方が立場が上」だと思っている傾向があります。

 

一度、自分の方が上だと思ってしまうと、それをくつがえすのは素人では難しいとされています。それでもマズルトレーニングを楽しく続けることで犬は徐々にさわられることに慣れてくるのです。見た目には同じ様に抵抗しているかもしれません。それでも「あ、また、さわろうとしている」そう思っています。

 

そしてマズルトレーニングが痛くない事、ほめてもらえること、ちょっと楽しいことと感じてくれるようになれば、結果的に飼い主さんと犬との距離はさらに近くなるでしょう。マズルトレーニングとは、なんとか犬にちょっと妥協してもらうためのコミュニケーションくらいに考えているのがちょうどいいのかも知れません。

 

ビオワンファイン