犬の認知症予防を始めよう!子犬のうちからできる

犬の認知症が増えてきているのをご存知でしたか。犬も人間と同じように医療の発達、食事の向上によって昔にくらべてずいぶんと長生きするようになってきました。そのためまだ体が元気なうちに認知症を発症してしまうのです。犬の認知症を予防するために飼い主さんがしてあげられることをまとめて見たいと思います。

 

 

犬の認知症の症状

犬の認知症にはいろいろな症状があります。

●夜中に吠え続ける

●トイレを決まった場所でできない

●攻撃的になりかみつく

●徘徊する

●昼夜が逆転する

●体温調整ができなくなる

 

症状の程度にもよりますが、介護が必要になったり、近所迷惑となるようなケースも考えられるようです。そうならないために、また少しでも発症の可能性を低くするために認知症は予防しておかなくてはなりません。



 

犬の認知症予防 刺激を与える

犬にとってもうれしい刺激は脳を活性化させます。脳を活性化させるためには犬の喜ぶ習慣を増やしてあげましょう。

●よくほめてあげる

●ごほうびとなるおやつを与える

●他の犬と遊ばせる

●時には散歩のコースを変える

●いろんなところへ連れていく

●スキンシップをたっぷりととる

いかがでしょうか。脳の刺激になりそうですね。多くの経験をすることで犬の脳もまた活性化します。楽しい思い出をたくさん作ってあげることで犬の一生も豊かなものになるのです。

 

 

犬の認知症予防 たくさん話しかけよう

犬は人間の言葉を250種類以上覚えることができるといいます。覚えるということは脳を働かせていることになりますから、子犬のうちからたくさん話しかけてあげることが大事です。

 

また年をとってからでも話しかけられることでじゅうぶんな刺激を受けています。常にいろいろな言葉を投げかけてあげましょう。できれば明るい口調で話しかけられる方が犬は喜ぶようです。飼い主さんのうれしい気持ちなどはいっぱい伝えてあげてください。

 

嫌いな言葉もある

うちの子は嫌いな言葉もたくさん覚えています。たとえば「お風呂にはいるよ~」というとイスの下に入り込んで出てこなくなってしまいます。他にも「お留守番しててね」と言おうものならわたしの足にタックルしてきて、まるで「行かないで」という風に懇願するのです。かわいそうなんですが、かわいくて吹き出してしまいます。

 

 

犬の認知症予防 食事も気をつけよう

 

人間の認知症でもよくない油が認知症発症の確率を高くするといわれています。ドッグフードが質のよくないオイリーなものなら見直しが必要かもしれません。認知症の予防になるといわれている成分を含む食品を与えるようにしましょう。

 

認知症の予防になるといわれている成分

●オメガ3

DHA、EPA、αリノレン酸などです。サバやサーモン、アマニ油が効果が高いです。

●抗酸化成分

ポリフェノール、ビタミンCやEです。トマトやアボカドに含まれています。アボカドの種は犬には危険ですので与えないようにしてください。

●葉酸

枝豆、モロヘイヤ、ブロッコリーに含まれます。消化が悪いので与え過ぎには注意が必要です。

●トリプトファン

豚肉、ヨーグルトに多く含まれています。

 

 

犬の認知症予防 シニアになったら

犬が7才になれば一般的にシニア犬だといわれます。認知症予防にはこれまで以上の気配りが必要となってきます。当たり前にできることにもよくほめてあげてください。そうすることで年をとってからトイレなどができなくなることを防げる可能性があります。

 

また体調に負担がない程度にこれまでと同じようにおでかけしたりして、筋力が衰えないようにしてください。運動できているうちは認知症にもなりにくいので、床をすべりにくくするなどの工夫も必要になります。



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